この季節の危険生物
自然の豊富な南房総には危険な虫もいっぱい
まだまだ暑い夏ですが、夏といえば虫が多い季節でもあります。人間はどっちかというとバテバテですが虫は随分元気ですね。こと南房総においては草木もたっぷり、海もあって湿気もあるから水分も問題なし、山もあるから花や木の実などもいっぱいということで虫にとっては天国のようなところですね。
虫の中には人間にとっても危険なものがいます。南房総でも結構確認できますよ。
夏の危険な虫
- スズメバチ
- 夏の危険虫の代表的存在ですね。南房総には山があるので山に巣をつくるスズメバチが多いようですが、たまに人家につくったりもします。うっかり近寄ると攻撃してくるので注意が必要です。
- ムカデ
- 東京ではあまりお目にかからないと思われます。ムカデは歯に毒があり、噛まれると痛みを伴い腫れるとか。死に至ることはないようですがかなり痛いらしいです。
- ブユ
- こちらも都心や地方都市には少ない虫ですね。南房総ではあたりかまわず飛んでます。素早く振り払えば刺されずに済みますが、もし刺された場合は強烈なかゆみに苦しみます。腫れもひどく、蚊の倍近く腫れることもままあります。筆者はまぶたを刺されて半分ふさがりました。
- アブ
- こちらも都心ではみかけない虫ですね。ブユ同様刺されると強烈なかゆみが発生します。また、黄色い姿をしているので一瞬ハチと間違うことも。よく見ると顔はハエに似ていてハチでないことがわかります。アブとブユはどちらも針で刺すのでなく噛みついて切った皮膚から血を吸うというスタイルです。なので刺された瞬間は少し痛みがあることもあります。
- 蚊
- どこにでもいる蚊ですが、南房総は自然が豊富です。藪近くのいわゆる「やぶ蚊」には気を付ける必要があります。獰猛で強烈にかゆくなる「やぶ蚊」は都心でも良く見かける「家蚊」と違って真っ黒に白い縞模様があります。見た目からやばそうですね。
- 蟻
- ちまたで話題の「ヒアリ」のように人体に影響を及ぼすような蟻はいないようですが、その食欲は獰猛です。バーベキュー等でうっかり食材を放置してしまうと蟻まみれに、なんてことも。特に甘いものには注意が必要です。ジップロックに入れ、できるだけ冷やして保存しておくことをおすすめします。
人家にも虫が
余裕で入ってきます。一軒家の貸家を借りる場合はある程度虫対策を覚悟しましょう。
害虫ではありませんが「アシダカグモ」という手のひらくらいになる蜘蛛も良く入ってきます。南房総に移住を考えてる方は、虫問題は避けて通れないということを覚悟しましょう。