千倉の道の駅「潮風王国」
南房総千倉の道の駅「潮風王国」に行ってきましたよ
どうもこんにちは。昨日は身が凍るほどの豪雨が降りました南房総です。私史上最凶の降りでした。車に乗ってましたがワイパーが追い付かず、前が見えなくて停止してしまいましたよ。おそろしか。
そんな昨日とは違って、良く晴れた日に千倉の道の駅「潮風王国」にぼんやりしにいったのでそのご報告を。以前こちらでフェスがありましたがその記事も書いてるのでよかったらご覧ください。
過去記事:潮風王国でフリマ
十分な駐車場
道の駅というわけなので車でくることが第一に想定されてますね。なので駐車場は重要なファクターになるわけですが「潮風王国」は万全といえますよ。
ほら、広いでしょ。
キャンピングカーみたいな大きめの車でも大丈夫。実際キャンピングカー結構きます。
南房総の道の駅の中には「一晩中とめないで」とか「道の駅利用者以外は禁止」というものがあります。全国的に見ても道の駅の駐車場利用について議論が出てきていますね。
「潮風王国」は今のところ制限がありません。ほぼ毎日みる車もあるくらいです。キャンピングカーで泊っても大丈夫なので、ここを拠点に南房総を楽しむというのもいいですね。ただし外での直火キャンプはNGです。直火以外も注意を受ける可能性はありますのでできるだけ火は使わないようにお願いしたいですね。
広ーい芝生と海
「潮風王国」のポイントは広い芝生の公園とすぐそばにある海との緑と青のコントラストでしょう。南房総の各道の駅の中でも広さは最大級ですよ。
海は岩場になっていて歩けるところもあります。何か取ってる人もいますね。漁業権に抵触する可能性もあるのでおすすめしません。あわびとかを取った人が100万円請求されたという話もあります。(都市伝説ではありません。事実です。漁業権の厳しすぎるやり方は地元の人も反発していますが今のところは変更されなそうです)
船は中に入れますよ。
海のものがたくさん
さて、ぼんやりしながら王国内に突入します。
中に入るとインパクト大のいけすが目の前に飛び込んできます。
海の見えるカフェです。運転疲れはここで回復。
海産物はいろいろ売ってます。貝はもちろん、とれたて魚や自家製干物もあります。比較的安めですよ。
他にもお土産屋さんや可愛らしい中国の方が働いてる魚屋などあります。申し遅れましたがこのブログではざっくりとした写真のみにしています。なので詳細は是非現地で確かめてください。
飲食店もあるけど
カフェもあるけどしっかりした食事ができる店舗もあります。ただ高いです。味はいいですが、この値段を考えると私はうーんとなってしまいます。みなさんはいかがでしょうか。
海鮮丼が有名なお店の入り口。ここはとにかく高い。
こちらは蕎麦屋。ちょっと高め。
他には建物の外にコロッケ屋さんがあります。くじら入りとか珍しいものあっておすすめです。
拠点に休憩におみやげに
「潮風王国」は館山の高速をおりて比較的走りやすい道でこられるので南房総観光の拠点や、高速の運転疲れの休憩にはちょうどいい場所にあります。そして他の駅に比べて魚介類が多めに売ってるのも特徴です。魚はスーパーより安くて新鮮なのでおすすめですよ。
千倉と七浦
南房総市千倉町の中の七浦区、なんだけど…
夏到来でこちらはバテバテです。何をしても汗をかくので何をしても何かを飲まなければいけない。草むしりしたら水を、肉体労働したら水を、一日の終わりにはビールを、飲みすぎたら水を。終わることなく何かを飲み続けて生きていかなければいけません。
うん、夏にかぎったことではないですね。
さて、今回は先日ありました千倉のお祭り「ちくらんまっち」を少しだけリポートしようと思いましたが、それはまた後日に。祭りを見ながら地元の方々と飲み交わしてた時不思議な話が出ました。
「七浦の人らは七浦から駅の方を”ちくら”って呼ぶよね」と。
白浜に近い七浦地区
千倉町は南房総市の海担当と言っても過言でないくらい海に面している地域で、白浜付近から海沿いに北に伸びた細長い地域です。面積も南房総の中では大きい方で、人口は一番多い12,000人程度と言われています。
白浜と千倉の境には花畑で有名な白間津(しらまづ)という地域があり、そのお隣が大川、そして七浦と続きます。つまり七浦は千倉の中でも白浜に非常に近い位置ということですね。
同じ千倉町なのに
白浜に近いからなのかなんなのか七浦の人は七浦から先を「ちくら」と呼び、白間津、大川、七浦以外の区の人はこれらをまとめて「ななうら」って呼んだりするそうです。ただしこの使い分けは年配の方々に多く、今の若い人はそんな風には呼ばないようです
お祭りの集合場所も違う
さらに奇妙なのはお祭りの集合場所や進行も違うこと。七浦以外は千倉漁村センターの前に集合するのですが、七浦方面は合流せず単体で終了するようです。白間津に至っては4年に一度のお祭りなんだとか。今年はなかったようで白間津地域だけ提灯が飾られていませんでした。お花畑と漁業の町で違うのか、とも思ったんですが大川には小さいけど漁港があるんですね、一応。
理由ははっきりせず
地元の人も「あれってなんでだろうね。」という感じで理由ははっきりしませんでした。が、なにか差別的な闇を感じます。過去何かあったのか、大昔の先祖の行いが原因か。いずれにしても理由が知りたいです。少し調べてみるのでわかり次第追ってご報告しますね。
北条海岸ビーチマーケット
館山の北条海岸で行われたビーチマーケット
南房総は7月に入って湿気・気温ともにぐんぐん上がりました。はっきり言って不快です。コンクリートジャングルとどっちがましでしょうか。まあ私は夏が嫌いなので不快に感じてしまいますが皆さんはそうでもないかもしれませんね。夏が得意という方も南房総にお越しの際は、虫よけを忘れずに。田舎の蚊は強力です。山の方にいくとブユなんかもいます。めちゃくちゃにかゆくなります。
さて、今回は館山の北条海岸にて開催されたビーチマーケットに行きましたのでその感想などをお伝えしようかと。
年に数回行われるビーチマーケット
北条海岸ビーチマーケットは夏だけでなく年に数回行われます。ホームページには開催予定日もアップされますので是非チェックしてみてくださいね。
大賑わいの会場
こちらが会場の様子。テントでは様々なものが売られていました。もんじゃ焼きやスイーツ、コーヒー、パンなど。しっかりランチもできてしまいます。他にはアクセサリーや服などファッション雑貨も売っていました。
メインステージではキッズのダンスイベント
ビーチマーケットのメインステージでは小学生くらいまでの子供たちがヒップホップダンスを披露していました。今の小学校は体育の時間にダンスの授業があるんですよね。見事な体の切れでしたよ。
フレッシュ野菜が売ってる
ビーチマーケットの目玉の一つと言えるでしょう。こちらでは新鮮な野菜を販売しています。中でも「南房総オーガニック」という団体の無農薬有機野菜やいちじくの加工品などは他ではなかなか手に入りづらい一品と思います。おみやげにおすすめです。
ジャンべの体験なんかもある
さらに、アフリカの太鼓である「ジャンべ」の体験もありました。「ジャンべ」は買おうと思うとなかなかのお値段なのでこういう機会に試してみたいですね。
季節によって様々
北条海岸ビーチマーケットは年に数回あるので、季節によって違った雰囲気が楽しめるものでもあります。特に野菜は季節の旬のものが並ぶのでかなり雰囲気が変わるかと。南房総にお越しの際は北条海岸ビーチマーケットの開催日をチェックしておくといいと思いますよ。
南房総の人たちの言葉
南房総の言葉
雨が降った後は蚊がでますね。いかがお過ごしでしょうか。ところで田舎といえば地元の人たちの話す方言がありますね。その土地土地で様々な方言があり、ご高齢の方は入れ歯の調子のせいもあってかなり聞き取りづらいことが多々あります。まあそれも里山の味と言えるわけですが。
南房総の方言
さて、ここではいくつか南房総の方言をご紹介します。
- 「おいない」
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無理、とかだめといった意味です。かなり使われます。あまり方言のないおばちゃんとかもこれは使います。
例「ガソリンがこれだけじゃおいないなぁ。」「風が強すぎておいねぇっぺ。」
- 「〇〇だお」「〇〇お」
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方言の強い方に多めですが一般的です。2チャンとかニコニコで使われるあれですが、南房総では普通に使います。最初は驚きました。
例「風が強ぇぇお。」「そんなんじゃだめだぁお。」
- 「かせる」
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かなり独特ですよね。意味は「かぶれる」です。これは知らないとわからないかと。
例「ハゼの木(かぶれるで有名な木)近づいたらだめだお。かせちゃうお。」
- 「ちいとばつ」
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ちょっとずつの意味です。これはかなり方言が強い方が使うことがあります。里山の農家さんなんかは使いますね。
例「疲れちゃうからちいとばつ掘ってくれ。」
- 「はがち」
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これは「ムカデ」のことです。こちらは意外とみなさん使います。南房総はそれだけ「ムカデ」が出るということですね。
- 「まっち(まち)」
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祭りのことです。南房総ではそろそろ祭りの季節です。祭りはかなり大事にしているので皆さん気合が入ってますよ。
ざっとこんなところでしょうか。もちろんこれ以外にもたくさんの方言があるはずです。
南房総は他県の血が入ってるかもしれない
南房総はその昔出稼ぎかなにかで和歌山の方々が移住したそうです。なので千葉県の中でも独特な方言が目立ちます。また地名も和歌山由来が多く、検索すると和歌山県の情報が出ることもままあります。「白浜」は特に有名ですね。
わかりづらいかもしれないけど怒らず聞き返してほしい
こちらが地元の人間でないとわかると標準語で話してくれる優しい人々ですが、ご老人だと慣れすぎてるせいか方言のオンパレードということもあります。わからないこともあるかもしれませんが、怒らず聞き直していただけるとよろしいかと。きっと身振り手振り加えてわかるよう努力してくれると思います。房州人は昔から「あばら骨が一本足りない」と言われるくらい腹の中が空っぽの穏やかな人々です。見た目は怖い人もいますが、きっとやさしく話してくれるはず。
野島崎灯台
白浜地区にある野島崎灯台
からっ梅雨と思われましたがだいぶ降ってきましたね。いかがお過ごしでしょうか。南房総は今のところそんなに湿気が強くないので快適に過ごせてます。まあこれからでしょうね。
さて今回は白浜地区にある千葉最南端の灯台「野島崎灯台」へ行きました。この灯台から少し歩くと房州最南端の石碑があったりするのですがそれはまた次回に。
灯台はフランス人の設計
野島埼灯台はフランス人の技師「フランソワ・レオンス・ヴェルニー」によって設計された「洋式8灯台」の一つで明治2年に建設されました。随分昔に建てられたものですがメンテナンスが行き届いているのでしょう、古かったりさびれてたりということはありません。白い綺麗な灯台です。
いざ灯台へ
それでは灯台に入ります。料金は灯台前のこちらで支払ってください。一応寄付金という形になるようです。
お金を払うとこんなチケットがもらえます。
こちらが灯台。全部は入りませんでした。真っ白で綺麗な灯台です。
灯台内部はこんな螺旋階段があるだけです。5分程度で登り切ります。
屋上は展望台
登りきると展望台になっています。晴れていれば南房総のほとんどを見ることができます。
野島崎灯台はアクセスしやすい
電車のない白浜地区はバスを利用するしかありませんが、野島崎灯台はバス停があるのでアクセスしやすいです。またこの周辺は道の駅となっているので車の駐車場も問題なし。無料で止められますよ。野島崎灯台周辺は白浜でも観光スポットになるのでおみやげや飲食店、民宿と旅館が集まっています。白浜でも大きい旅館である「南海荘」「リゾートin白浜」「ライズリゾート」「紋屋」などもこのあたりにあります。
灯台と海以外はそんなに見どころがあるわけでないのが白浜ですが、たまにはそんな休日も良いのでは。海をみながらのんびりしていただければと思いますよ。あ、ちなみに白浜地区はホテルもいいですが、地元の人らの評判ですと民宿の方が当たりかもしれませんよ。
チェーン店が少ない
南房総は飲食チェーン店があんましない。
こないだ久しぶりに東京に行きましたが南房総より暑いですね。コンクリートジャングルは恐ろしい。
もひとつ東京に行って気づいたのがそのチェーン店の数です。特に飲食店とコンビニの数はえらいことになってますね。犬も歩けば棒にあたるらしいですが、東京は歩くとコンビニとチェーン店にあたるようです。当然ながら南房総、こんなことはございません。コンビニにあたるには40分以上のウォーキングを強いられることもままあります。飲食チェーン店なんかはもっと大変です。
南房総市にはコンビニしかない(と思う)。
飲食チェーン店は南房総エリアだとおそらく館山しか存在しません。南房総市には各エリアにコンビニが一件以上はありますが、ほとんどがセブンイレブンですね。あと個人経営のヤマザキショップがちらほらありますが、あんまり開いてなかったりするし、駐車場もないことが多いので使いづらいですね。
館山にはバイパス沿いにチェーン店が並んでたり、海沿いにもちらほらあったりします。思い出せるだけ書いてみますね。
ふう、ざっとこんなところです。なかなかのラインナップですよね。館山イオンのフードコートにはさらに何店かあった気がします。もちろん旅行で来る皆さんはこんなところ行かなくていいんですよ。地元民だったり移住者がやってる個性あふれる料理を楽しんでもらいたいものです。でもこっちに住んでると外食の機会も少ないし、値段も個人経営より安めだし、安定の味だし、行きたくなるんですね。
館山はチェーンが増えるかも。
幸楽苑はごく最近オープンしたんです。イオンの中にもあったけど路面店ができたんですね。松屋と吉野家もないし、まだまだこれから参入するチェーン店が増えそうですよ。住んでる人間としてはレパートリーが増えてありがたいとこですが、個人経営の方々の経営が脅かされるのかもと思うと少し複雑な心境です。地域の人間と企業がうまくバランスをとって営業していってほしいものですね。
南房総ではラジオが
南房総はラジオがちゃんと入らない。
どうもこんにちは。梅雨前ですが雨が降りませんね。去年はもっと降ってた気がしますが。
ところで皆さんはテレビ見ますか?まあ大抵の方は家にテレビがあって、仕事から帰ってきたらとりあえずポチてのが普段の家での過ごし方なんでしょう。私はというとテレビを持ってません。以前は持ってましたが見ませんでした。音と映像の両方はちょっと自分には強烈すぎて他のことが何にもできなくなっちゃうのと単純にバラエティ番組があんま好きくないていうのがあって見るのやめたんですね、NHKずっと払ってたけど。
ちなみに5年くらい払っててテレビなくなったから解約したいって言ったら結構すんなり辞めさせてくれました。NHK辞めたい方は1、2年頑張って払えばすんなり辞めさせてくれるかもですよ。
ということで(何が?)私は完全にラジオ派なんですよ。普段はラジコですが車は普通のラジオがついてるのでそれ使ってます。
AMは絶望的
南房総は中心の山が市の半分近くを占めており、その地形のせいかラジオ電波がちゃんときません。流石に千葉のチャンネルであるBayFMは入りますが、白浜局と勝浦局と一般のチャンネルとの三つが市内に混在しており、館山から白浜に入る辺りで周波数を変えないと聞こえなくなります。信号ないから走りながらの設定でちょっとおっかないのですよ。
FMは他にも横浜FMやinterFMも入ります。ただこの二つも白浜エリアに入ると高確率で途切れてしまいます。Jwaveは入りません。東京の高い山でも入るのですが千葉は送りづらいんですかね。AMはほぼ聞こえないでしょう。うっすらTBSラジオが聞こえたことがありますが、何言ってるかわからないレベルでした。
大手電気店に堂々とラジオが売っている件
要するに南房総ではラジオはFMだったら多少使えますが館山に限るわけで南房総市だとBayFMとNHKくらいしか聞こえないわけです。なのに各局に楽々合わせる機能付きみたいなラジオが堂々と電気店に売ってるわけですよ。ことによるとラジオの性能によっては聞こえるのかしらと思って店員に聞いたら 「あー南房総はラジオ全然だめですよーNHKくらいしか聞こえませんねー」って。なぜ売ってる?なぜ?
まあラジコ使ってる限りは聞けるからいいんですけど。家に光入れて使ってますが、外で聞くとなるとデータ容量が気になるわけで。ラジオ使えたらなーって思ってましたが断念せざるを得ないようです。
ちなみに南房総は携帯の電波とwifiのエリアもキャリアによっては入らない地域があります。お仕事で何日か宿泊する方は事前に調べておくことをおすすめします。また道の駅によってはfreewifiが使えるところもあるのでこれも知っておくと便利かも。なんにせよ南房総、まだまだ開発途中のようです。