南房総はいかがですか?

千葉県南房総のいろんなことをレポート。

千倉と七浦

南房総市千倉町の中の七浦区、なんだけど…

夏到来でこちらはバテバテです。何をしても汗をかくので何をしても何かを飲まなければいけない。草むしりしたら水を、肉体労働したら水を、一日の終わりにはビールを、飲みすぎたら水を。終わることなく何かを飲み続けて生きていかなければいけません。

うん、夏にかぎったことではないですね。

さて、今回は先日ありました千倉のお祭り「ちくらんまっち」を少しだけリポートしようと思いましたが、それはまた後日に。祭りを見ながら地元の方々と飲み交わしてた時不思議な話が出ました。

「七浦の人らは七浦から駅の方を”ちくら”って呼ぶよね」と。

白浜に近い七浦地区

千倉町は南房総市の海担当と言っても過言でないくらい海に面している地域で、白浜付近から海沿いに北に伸びた細長い地域です。面積も南房総の中では大きい方で、人口は一番多い12,000人程度と言われています。

白浜と千倉の境には花畑で有名な白間津(しらまづ)という地域があり、そのお隣が大川、そして七浦と続きます。つまり七浦は千倉の中でも白浜に非常に近い位置ということですね。

同じ千倉町なのに

白浜に近いからなのかなんなのか七浦の人は七浦から先を「ちくら」と呼び、白間津、大川、七浦以外の区の人はこれらをまとめて「ななうら」って呼んだりするそうです。ただしこの使い分けは年配の方々に多く、今の若い人はそんな風には呼ばないようです

お祭りの集合場所も違う

さらに奇妙なのはお祭りの集合場所や進行も違うこと。七浦以外は千倉漁村センターの前に集合するのですが、七浦方面は合流せず単体で終了するようです。白間津に至っては4年に一度のお祭りなんだとか。今年はなかったようで白間津地域だけ提灯が飾られていませんでした。お花畑と漁業の町で違うのか、とも思ったんですが大川には小さいけど漁港があるんですね、一応。

理由ははっきりせず

地元の人も「あれってなんでだろうね。」という感じで理由ははっきりしませんでした。が、なにか差別的な闇を感じます。過去何かあったのか、大昔の先祖の行いが原因か。いずれにしても理由が知りたいです。少し調べてみるのでわかり次第追ってご報告しますね。