道の駅「保田小学校」
テレビでも紹介された道の駅「保田小学校」に行ってきました。
「保田小学校」は鋸南町にある大型の道の駅で名前の通り昔は子供たちが登校する小学校でした。小学校として使われなくなった建物を有効利用しようということで道の駅「保田小学校」が誕生したようです。
鋸南町は南房総市ではない
そうなんです。鋸南町は安房郡というエリアに入り、南房総市のご近所になります。まあ市ではありませんが南房総というくくりには入ってるので問題ないでしょう。看板にも南房総て書いてあったし。鋸山で有名な鋸南町ですが道の駅「保田小学校」も含めいろいろな観光名所があるようです。個人的には人骨山という山が気になります。もしいったらこちらでご報告しますね。
道の駅「保田小学校」は二階建て
二階建てで横に広いのがこちらの特徴です。広々してていいですね。こんなところに登校できたらすがすがしいだろうな、まあ学校だしやっぱ嫌になるのかな、とかいろいろ思いました。まずは一階をざっとまわります。
一階は飲食店や子供の遊び場、雑貨屋さんなんかもありました。今回は名前が気に入ったので「3年B組」という中華でお昼にしました。
チャーシュー麺
エビチャーハン
まあ味は…中の中て感じですかね。
二階は宿泊施設
道の駅「保田小学校」はちゃんとした宿泊施設があるのも特徴の一つです。しかもそれは教室を改造したもの。学校の教室で一夜を明かすなんてなんだかわくわくしますね。銭湯もありますよ。
これ、小学校として機能してたときからあったんですかね。
部屋の中はこんな感じ。教室感が残ってますね。
増築されたベランダ。ピアノとか平均台とかありました。
銭湯です。大汗かいても大丈夫。
体育館の中は巨大直売所
最後は体育館の中にお邪魔しました。正確には”旧”体育館ですが。現在は南房総を中心に千葉のいろいろな名産品のある巨大直売所となっています。
オリジナル文房具もありました。
だいたいこんな感じです。きれいで眺めもいい素敵な道の駅でした。車で南房総に来るなら是非立ち寄ってみてください。館山から約40分くらいで、高速道路入り口も近いです。バスも出ているようですよ。鋸山を登ったらここで一泊というのもいいかもしれません。教室でビール飲んでみたりして。いいですね。
南房総名物「びわ」
知ってました?千葉南房総は「びわ」の産地です。
南房総はその温暖な気候と海や山のおかげで様々な食べ物の産地になっています。そのなかでも「びわ」は全国でも有数の名産地なんです。他には長崎や鹿児島が有名ですが「房州びわが一番!」なんて声もしばしば聞こえます。
「びわ」は5月?6月?
この時期南房総に来ると、道の駅には「房州びわ」が並びます。館山の国道にはびわ専門の販売店もオープンしています。でも今はまだ5月。実は「びわ」の時期にしては早いんです。なぜ今頃に売られているかというと、ハウスで作られた「びわ」なんですね。
「びわ」の時期は南房総だと6月初めごろがちょうどいい時期になります。ハウス内で温度調節されたびわは山の「びわ」より少し早く出荷できるわけですが、味は落ちると言われています。贈答用にも人気のある「びわ」ですが、できれば6月に入ってからのものがおすすめです。
「びわ」の最終工程は「袋かけ」
「びわ」は実がまだ小さいうちに袋かけ作業を行います。これをすることで虫や鳥に食われるのを防ぐわけですが、一本の木に数百個つくのを一つ一つ手作業で作業するからほんとに大変なんです。「びわ農家」も年々減ってきて、手が入っていない無法状態の「びわ」の木も出てきています。「房州びわ」がいったいいつまで残っているか。
去年の写真です。まだ小さい「びわ」の実。これは3月終わりごろですね。何個かあるのは保険で取っておいたもの。虫に食われたり、手が当たって落ちたりした時のために袋をかける直前ま複数とっておきます。
こちらが袋をかけた状態。木に登って作業するので転落の危険もあります。
6月ごろに袋をとると一番上の写真のようになってるということです。
「びわ」農家の現実
上記でも少し触れましたが、南房総の「びわ」農家さんは存続の危機に陥っています。「ハウスびわ」ならまだましですが、山の「びわ」はかなり急な斜面に生えていることが多く、機械に頼ることができません。袋かけのように人が木によじ登って作業するのがほとんどです。高齢の「びわ」農家さんにはあまりに厳しい作業と言えるでしょう。実際斜面に誤って滑り落ちてしまい、亡くなってしまった方もいるようです。「びわ」農家さん以外にも、農家の高齢化と担い手不足で畑が荒れてしまうといった問題が多発しています。また違う機会にこの問題に触れてみようと思います。
なにわともあれ「房州びわ」、もうすぐですよ!
明るい話題だけではありませんでしたが、「びわ」の季節はすぐそこです。昨年は異常気象で良くないものもありましたが、今年はおおむね問題なさそうですよ。贈り物に、ご自宅用に、大粒の「房州びわ」はいかがですか?
白浜町の海が惑星な件
南房総白浜の遊泳できないとこが惑星を感じさせてやまないのですよ。
こんにちは。日々暑さが増してきて夏の匂いが濃くなってきますね。南房総は暑くなるにつれて湿気も強烈になってきます。食材の保存が効かなくなるので注意が必要です。食べ物は冷蔵庫に!
さて、タイトルから大幅に脱線しましたが、今回は千葉最南端の町である白浜町の遊泳できない砂浜を散歩しました。場所は国道410号沿いの白浜運動公園から歩いていけます。
岩ごつごつの海
どうです?原始な風景でしょ?
違う角度から。惑星を感じる。
この感じ。素晴らしい。
地理とか詳しかったらどうしてこんなことになるのか想像できるんだろうなあ。
なにか見つけた。RPG的盛り上がりを抑えられない
むう。向こうに見えるのはセーブポイントか?あるいは回復?もしやワープ?そして私は無の世界でエク〇デスを破るため最後の戦いを強いられるのだろうか?という中二病爆発の想像が創造されて止まらなくなりますね。近づいてみます。
なんでもなかった。ただの柱。
ちがう角度から。やはりなんでもない。ただ劣化が激しいのでなにか記念碑的なもので、一文刻まれてたりしたのかもしれませんね。あるいは地理的なポイントでその目印なのかも。想像が膨らみますな。
オーム的化石?
オーム的な虫が化石みたいになってたのでパシャリ。頭のなかでナウ〇カの歌が響き渡ります。
もう一枚。ラン、ランララ、ランランラン。
白浜の海は超キレイです。水は透きとおってうっすら青く光ります。素晴らしい。
車じゃないと厳しいかも
この砂浜は白浜町滝口という住所になりますが、宿泊施設からそこそこ距離があるので歩くのはちょっと厳しいかも。ただ比較的近所までバスが来るので徒歩でもこれないことはないです。ここから館山方面に行くと有名な屏風岩のある砂浜に出ることができます。白浜は海に関するスポットが多いので、屏風岩を含めいろいろと行ってみようと思ってますよ。
南房総の動物が…
南房総を車で走ってるとよく動物が引かれてる
南房総は東京から100キロ以上離れており、海に囲まれた自然の豊富な土地です。なのでそんな土地ならではの問題が色々あるわけでして。今回は野生の動物がよく車に引かれることに着目してみました。
信号が少ない
まず原因にあげられるのが「信号が少ないこと」でしょう。410号線が南房総の主な道路でフラワーロードもこの一部ですが信号が少なく、信号がなければ止まることも少ないので結果的にスピードが出てしまいます。そして急に飛びだしてきた動物をよけきれず引いてしまうわけです。
道が狭い
国道の410号も二車線で、場所によってはかなり狭くなっています。410号は南房総全体をなぞるように作られており、動物たちは海側から南房総の中心にある山側へ移動するときはここを横切る必要があるわけです。道が狭いので車が回避しづらいのはもちろん、狭いからこそすぐ渡れると考え、飛び出してしまう動物も多いのではないでしょうか。
夜は暗い
やはり田舎なので街灯が少ないんです。日が落ちたらライトを上向きにしないととてもじゃないけど走れません。ネコなどはこのライトでびっくりして体が動かなくなってしまうこともあるようです。
地元はとばす
夜などはゆっくり走りたいものですが、地元の人らは慣れてるせいか結構とばします。そしてあんまり遅いとあおってきたりもします。これに焦ってスピードを出してしまうのも動物を引いてしまう原因と言えるでしょう。
トンビまでもが
南房総には様々な動物がいますが特に多いのがネコ、イノシシ、タヌキ、アナグマといったところでしょう。なぜか野犬は見かけません。よく引かれているのはネコとタヌキですね。タヌキを一度横切ったことがありますが、あまり動きが早くないので渡り切れず引かれてしまうのでしょう。また、大型のトラックの屋根に当たったのか、トンビが道路に横たわってることもままあります。
安全運転でどうぞ
南房総へお車でお越しの際は動物たちにご注意を。信号のない道は飛ばしたくなる気持ちもわかりますが、こらえてください。また、地元の車(袖ヶ浦ナンバー)にあおられたらイラっと来るかもしれませんが端によって先を譲ってしまいましょう。せっかくの休日に南房総へいらっしゃるなら、のんびりとした気持ちで過ごしていただきたいものです。あと、夜はできるだけ運転しないほうが無難です。イノシシは夜行性なので、もしイノシシに接触すれば車も無事ではすみません。田舎の夜は宿泊先で静かに過ごすのもよろしいかと。
潮風王国でフリマ
Art free market in chikuraに行ってきました。
南房総千倉町にある道の駅「潮風王国」にてArt free market in chikuraというイベントがやってたので見に行ってきました。「潮風王国」の詳細はまたの機会にご報告しますね。
Art free market in chikuraとは?
実は私も初めて見に行ったんですが、品物を販売してるテントとアーティストのライブが同時進行で行われている、いわゆるフェスの定番の形をとっているイベントです。アーティストはけっして有名な方ではないようですが演奏、歌声ともになかなか素敵でしたよ。
初日でしたが大盛況
二日間行われたうちの初日に行ってまいりましたが、写真のとおり大盛況でした。カップル、家族連れ、おじいちゃんおばあちゃんの団体など色んな人でにぎわっていました。「潮風王国」は道の駅なので駐車場はかなり広いのですがなんと満車。いやーこんなに人気のイベントとは知りませんでした。
ライブは座りながらゆったりと
こちらはライブの模様。ちょっと遠かったか。ギター一本の男性ソロアーティストです。「上を向いて歩こう」の替え歌「前を向いて歩こう」というのを歌ってましたよ。その他に南房総の風景を歌詞に取り入れてたりと地元感を出してました。
品物はけっこうレベル高め。
チラシにフリーマーケットって書いてあるから古着とか古靴とか売ってるかと思いきや、手作りの器や革細工、木のキッチン雑貨とかガラスのアクセサリーとかがメインでした。しかもどれもレベル高め。ちょっと驚きました。
食べ物もありますよ
写真を撮り忘れましたが食べ物の出店もありましたよ。手作りパンとかタイ料理なんてのも。中には地元で採れた野草などをつかったおにぎり弁当もありました。お値段もおてごろ価格でしたよ。例えばおにぎり弁当は300円でした。ありがたいですね。もちろん持ち帰り用の食材の販売もありました。イベントを堪能したらおみやげに田舎の食材はいかがですか?
Art free market in chikuraは19回も行われてきただけあって、なかなかのクオリティと感じました。東京の代々木公園でやるようなフェスと比べても負けてませんよ。また、南房総には多くの道の駅があり、よくイベントが催されます。その中でも「潮風王国」はその大きさもあってか特にイベントが多いので今後もできるだけレポートしていきます。
南房総からこんにちは
ブログ始めました。さっかんです。
どうもこんにちは。さっかんと申します。2016年より千葉県南房総に移住しました。南房総のいいとこ、悪いとこ、いろいろ紹介していけたらと思ってます。まずはご挨拶程度に大まかにご紹介します。
南房総の位置
まず南房総はどの辺かというと、チーバ君の足首から下あたりになります。南房総市は2006年に富浦町、富山町、三芳村、白浜町、千倉町、丸山町、和田町の七つが統合されてできたそうです。この時館山も入る予定だったらしいですが、合併を猛反発したらしく、南房総には南房総市と館山市の二つができることになりました。以来この二つの市のお偉方は仲が悪いとか。噂ですけどね。
気候は温暖
北以外周りが海に囲まれており、湿気は多めですが冬でもマイナス4℃以下はほとんど下がらない温暖な土地です。この気温のおかげで春野菜は他地域より少し早めに出回ったりします。去年は雪が降りましたがめったにないことで、地域によっては霜もおりません。夏はというと風があり、緑も多いおかげかそこまで暑くはありません。ここ最近は東京でも35℃以上が観測されたりしますが、東京に比べ南房総は2℃くらい下がる傾向にあります。
風が強い
意外と知らない人が多いのですが、南房総は風が強いです。特に今頃から5月終わりあたりは立ってられないくらいの強風が吹くこともしばしば。南房総市白浜町に野島崎灯台という灯台がありますが、台風とかのお天気レポートでよく中継されてます。主に西から吹く風が多く、館山の人は「おおにし」と呼んで警戒してます。
観光シーズンは春から初秋
海があるので夏の海水浴客はかなりの人数が来ますが、春の花摘みや、秋の紅葉も有名で年の半分以上は観光客が来ています。さらにフラワーロードやグリーンラインといった眺めのいい道路が整備されており、バイクのツーリングのメッカでもあります。飲食店にはライダー向けの定食を用意してるところも結構ありますよ。ただし、飲食店はどこも高めです。東京みたいに気軽に食べられるようなところはほとんどありません。お小遣いはしっかり持ってきてください。
ざっくりとご紹介してみました。今後は観光スポットはもちろん、隠れスポットや地域の問題点など深くつっこんだとこも紹介できたらと思います。よろしくどうぞ。